今日はスマトラ島沖津波が起きてちょうど1年目の日だ。あれからはや1年が経ったことになる。朝9時半ころ近くで黙祷のための鐘が成り響く。TVではスリランカで最も被害のひどかったテラワッタ地区で大統領も出席した式典を中継していた。「津波の歌」というのがスリランカでは作られ、この式典でも歌われていた。(日本で言えば「原爆の歌」のようなものだろうか。)今日はAMURTでも津波一周年の式典とミシンの授与式を行う日だ。そして私のスリランカ最後の日でもある。講師プシャパマラさんとナユミさんが事務所にやってくる。ナユミさんがスリランカ紅茶のお土産をくれる。感謝。
10時半時ころワシャンタさんやラリーさんと共に津波被災一周年式典&ミシン授与式が行われるピヤデガマのCommunity Hallへ行く。既に式典の準備は大方出来ており、大勢の受給者たちがCommunity Hall前の会場の席についている。およそ200人くらいの受給者が出席している。


Community Hallではラオナックさんとハリンディさんが、民族舞踊を踊るためきれいな衣装に身を包んだ女の子たちに化粧を施してあげていた。大量の飲料やお菓子などが次々と運び込まれ準備される。昨日分けられた布生地の緑の袋はCommunity Hallに既に運搬されていた。外にはSINGER社のミシン台が積み重ねられており、ラリーさんらがアムルトのロゴのシールを貼っていたので手伝う。今日も天気が良く日差しが強く暑い。私のデジカメは故障していたため、マヌがデジカメを貸してくれ、それで式典を撮影することになる。
11時半近くについに式典が開始。まずお坊さんたちの一団がやって来て、念仏のようなものを唱えながら開会の宣言。スリランカは仏教国なので仏教形式で行うらしい。そして糸のようなものをお坊さん側から受給者の方へ伸ばして行く。仏教儀式の一つらしい。


お坊さんたちが退場して、地方政府の責任者の方々が入れ違いにやってきて挨拶。例のスリランカの金属塔に火をつける儀式から始まる。その後黄緑色の民族衣装に身をつつんだ子供たちの一団が入場。民族舞踊を踊る。とてもかわいらしい。そして地方政府の責任者たちが順々にスピーチ。今度は一人の女の子(マイシャ)がきれいな衣装に身をつつみ一人で歌を披露してくれる。彼女も大変かわいらしい。


そしていよいよ受給者たちに受給証明書が手渡される。政府責任者の方々が順々にたくさん受給者たちに手渡していく。


途中ニシャンタさんが私をマイクの前に連れてきて受給者たちに紹介を始める。シンハラ語なのでよくわからないが、私がボランティア要員でこの活動に参加して、今日でスリランカを去る旨等を紹介してくれたようだ。感謝。私も何人かの受給者たちに証明書を手渡ことになる。大変光栄(^^;


再び子供たちによるスキット。これは津波災害で苦しんでいる人々をどのようにしてAMURTが手助けしてきたかを説明するもので、女の子たちがAMURTのシャツを着てニシャンタさんワシャンタさんを演じているのは面白かった。
この子供たちにも贈り物が手渡される。そして今度は受給者たちの代表がスピーチ。英語のものとシンハラ語のものがあったが、どれもAMURTに対する感謝の念をスピーチしていた。天気が良くて日差しが強いので大変暑い。プシャーラさんとラリーさんは全員にジュースを配るのに奔走していた。
次に受給者の方々にミシンが布生地セットと共に実際に手渡される。これは大きくて重いので大変。特に今日は暑いので重労働。しかし受給者の方々は皆うれしそうだ。


途中でマヌたちは事務所に戻り、ニシャンタさん、ワシャンタさん、ラリーさん、プシャーラさんらと共にあと片付け。
ようやく2時半ころ終わり、その後皆でレスランへ昼食へ行く。その際ニシャンタさんが造花をお別れにくださった。大変うれしい。スリランカでは友情の印に花を贈ることが一般的らしい。
食事後事務所に戻りシャワーを浴びて荷造りを完了する。5時ころマヌらと共にコロンボ事務所へ行く。ラオナックさんも一緒に行くことになる。ここでAMURT Familyの皆で記念撮影。

ニシャンタさん、ワシャンタさん、ハリンディさん、プシャーラさん、ラリーさん、インディカ君らこの数ヶ月間一緒に活動してきた仲間たちとここでお別れ。皆さん本当にありがとう。これから家に帰るのではなく、家から出て行くような気持ちになった。一人ひとりと握手を交わして慣れ親しんだゴール事務所を去っていく。
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私は現在このブログをコロンボ事務所で書いて、ネットにuploadしています。
私はこれから夜中2時のシンガポール行き飛行機に乗るために空港へ向かいます。
これで私の3ヶ月弱にわたるAMURTでも津波被害支援のボランティア活動はすべて終了することになります。今後このブログ上で何らかの総括的な感想の追加をするかもしれませんが、スリランカ現地からのリアルタイム報告は今日のこのブログで最後です。つたない文章を継続して読んでくださった皆様、ありがとうございました。